ハリネズミの膀胱炎、黄疸、肥満について

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今日は、いつも仲良くしていただいている

ハリ飼いのママさんから教えていただいた

ハリネズミの膀胱炎・黄疸・肥満に関する情報をまとめてみました。

 

 

ママさんと一緒に暮らしているハリネズミ君が

最近、病院に通う出来事があったそうで

その時に獣医先生に教えてもらったことを

私にも詳しく共有してくださいました。

 

 

この情報はとても参考になるお話だと思い

ママさんに、匿名で紹介することを条件に

ブログで公開するお許しをいただきましたので記載いたします。

 


ハリネズミのオス A君に起こったこと

仮名として、ハリネズミのA君としてご紹介させていただきます(^^)

 

ハリネズミのA君、

去年も体調不良(膀胱炎・皮膚炎・鼻水など)で治療経験があったが

最近、血尿が出てしまったそうです。


すぐに病院に連絡し、その日のうちに診察を受けました。

 

 

診察を受けたところ、

血尿に加えて黄疸(おうだん)が出てることが判明。

さらに、ハリネズミのA君は700gと肥満気味。

先生は最初に脂肪肝を疑ったそうです。

 

 

黄疸になってしまったハリネズミA君の写真を

見せてもらったのですが

こんなに黄色くなるのかと驚きました。

 

 

ハリネズミA君の写真は掲載できないので

ハーリーの写真を加工して再現してみました。

 

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黄疸(おうだん)とは

血液中のビリルビン濃度が上昇し、結果的に全身の皮膚や粘膜に過剰に沈着した状態のこと。
ビリルビンは、古くなった赤血球を破壊する時にできる黄色い色素のことで、血液から肝臓に運ばれて胆汁の成分になります。その後は十二指腸や小腸を循環して、最終的に尿や便として排出されていきます。ビリルビン濃度の上昇は、赤血球の破壊亢進、肝臓の障害、胆道閉塞などの時に起きます。
つまり黄疸は、本来であれば代謝されるべきビリルビンが多く産生されすぎたか、うまく排泄しきれない時に起こると言えます。

参考:https://www.ishamachi.com/

 

 

脂肪肝とは

脂肪肝は肝臓に中性脂肪が蓄積するだけで心配のない病気と考えられていましたが、NASHへの進行のほか、狭心症心筋梗塞など心疾患の合併率が高く、生活習慣病の温床となることがわかってきました。
脂肪肝の治療のための食生活改善というと、まず脂っこいもの・糖質を減らすことです。
特に果物の果糖は吸収がよく、肝臓で中性脂肪になりやすいため、注意が必要です。

脂肪肝の症状はほとんどありません。
肝臓は沈黙の臓器と称されるように、あまり自覚症状が出ません。
脂肪がたまって肝臓の働きが悪くなってしまう前に対処することが重要です。

参考:http://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/201412.html

 

 

 

検査内容

麻酔にて
尿検査、採血、レントゲン、歯のチェック等々も実施。

 


尿の精密検査の結果、

肝臓の異常を示すような値は出ていないので、脂肪肝ではなかった。

レントゲンにて尿結石も認められない。

 

ゆえに、膀胱炎により

血尿と黄疸が出てしまっていたと判明したそうです。

 

 

膀胱炎の治療は

抗生物質の注射を1週間続けること、

内服薬をあげて、水分を多目に摂るように工夫していきましょうとなったそうです。

 

 

膀胱炎の兆候

ママさんに膀胱炎の兆候を教えて頂きました。

 

膀胱炎になると、オシッコをするスタイルが変わるそうです。

男の子なので、1日に数回は腰を丸めて性器を舐めてお手入れをするのですが

それに似た行動が増え、

だけど腰は丸めない…

腰を落としてすぐにもとに戻る

 

オシッコをするときに痛みがあったのだろうと思われます。

その行動をしたあと、シーツを確認すると…

色の濃いオシッコの真ん中に血液と思われる茶色いものが確認されたそうです。

 

 

 

動物がいつもと違う行動をする場合は

なにか理由や原因があることが多いので注意してあげてください。

 

 

ハーリーも、今まで野良寝をしたことがなかったのに野良寝をしだしたときがありました。

 

可愛いっと思ってその時は深く考えませんでしたが

便が乾いてしまい、ハーリーになんとなく元気がなくなってしまい

病院で相談したところ

軽い脱水症状を起こしてしまっていたことがわかりました。

 

手術後に念のためケージ内の温度を

いつもよりも上げていたことが原因でした。

 

 

  • おしっこの仕方が変わった
  • いつもと違う行動をとる
  • 今まで以上に頻繁に口をくちゃくちゃするようになった

 

このように、いつもと違う行動をとることは

話すことができない動物たちの

体の不調を見つけるサインですよね。

 

 

他にも、体を実際に触ってみてボディチェックすることも不調を見つける手段の一つ。


ハリネズミは臆病で警戒心が強い子が多く

なかなか触れ合いを許してくれないかもしれませんが

ハリネズミのストレスがかからない範囲での触れ合いは、しこりの発見や、異常がないかのチェックができます。

 

また、病院でいきなり触られることのストレス予防にもなりますので

ハリネズミの様子を見ながらのボディチェックもありだと思います。

 

 

 

膀胱炎治療と合わせて、肥満対策も開始

ハリネズミのA君、膀胱炎だけではなく

700g超えの肥満になってしまっており

獣医師から「これはよくない」と指摘されたそうです。

 

 

そこで、

肥満対策に食事の工夫と、

膀胱炎の予防に水分をたくさん摂らせることを中心に食事療法を開始。


フードは去年の通院時に

獣医師からキャットフードを勧められ、

「ピュリナワン」の尿路結石を予防するタイプのチキンを

メインに与えていたそうです。

 

その他にもハリネズミフードのFAYやジクラアギト等を混ぜて、

時には小動物用の野菜も混ぜてあげていたそうです。

 

 

そして

今回の通院で、ダイエットのためにも

必要な栄養は摂取できるシニア用のものに変え

ご飯の量も先生指導のもと減らしたそうです。

(注意:ダイエットが必要だからとご飯の量を急激に減らすのは危険です。

かならず獣医師と相談の上で、必要な栄養は摂取できるよう減らしてあげてください)

 

現在の食事

メインをキャットフードの「サイエンスダイエットのシニア用・チキン」に変更し

ピュリナワンやハリネズミフードを少量ずつ混ぜているそうです。

(サイエンスダイエットシニア用には、「シニアライト」というさらに低脂肪のフードもあります)

 

※注意※

フードを変えるときは、ハリネズミにとって望ましいとされる栄養バランスを参考にしつつ

バランスよく摂取できるようお気を付けください。

キャットフードだけではなくハリネズミフードなど数種類混ぜてあげるといいと思います。

 

ハリネズミにとって望ましい栄養バランス】

  • タンパク質 30%~50%
  • 脂質 10%~20%
  • 繊維質 15%
  • プラスしてビタミン、ミネラル

 

 

それに処方された“ヴェルキュア”という

栄養補助食品も振りかけているとのことでした。

 

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Vercure Exo.(ヴェルキュア エキゾ)─野菜をまるごと使用した動物用栄養補助食品

 

 

 

このヴェルキュア、青汁のような匂いがするそうで

ハリネズミのA君は最初は拒否していたそうです。

 

お腹が空けば食べるかなと根気強く与えたら、

今はパクパクと食べ、毎回完食してくれるようになったと。

 

 

あとは、膀胱炎の子のための水分補給としては

スイカもいいそうです。

栄養はないけど水分を摂るにはとても良いと。

ただ、与えすぎると下痢になってしまうので要注意です。

 

 

 

獣医先生には、

とにかく何でも食べられる子にしてほしい」と何度も言われたそうです。

 

入院した時に治療食を食べてくれない子が多いようで、

食べる事は生きること

色々な物が食べられると生きられる可能性が広がる

 

 


普段から美味しいものばかりを与えてしまうと

偏食が加速し、他のフードを食べてくれなくなってしまう可能性もあります。

 

オヤツはあくまでオヤツとして、

メインのフードをまんべんなく食べられるように

工夫する必要もあるかもしれません。

 


ハーリーも、小さいころは

低脂肪フードのBriskyBasicは残していたのですが

ぽっちゃりになってしまったので低脂肪フードを増やす必要性があり

少しずつBriskyBasicの分量を増やして根気強くご飯に混ぜていたら

空腹には勝てなかったのか

昔は食べなかったBriskyBasicを今はしっかり食べるようになりました。

 

 

もともと食が細いハリちゃんは飼い主さんの苦労が多く

難しいこともたくさんあるかと思いますが。。。

 

 


肥満気味であったハリネズミのA君は

運動が嫌いなようでホイールを回す事はなく

寝てばかりだったそうです。

 

ところが最近

少し体が軽くなってきたのか、本当に回復したからなのか

ポテポテとホイールでお散歩してくれるようになったそうです。

 

 

 

ハリネズミA君が回復に向かって

元気になって本当に良かったです。

 

 

A君のママさん、忙しいときに詳細な情報を教えてくださり

今回のお話をブログに掲載することを承認いただきありがとうございました。

 

 

今回ご紹介させていただいたお話はあくまでも1例なので、

こうゆう事もあるのだと参考程度に頭に入れていただき

血尿や膀胱炎の症状がありましたら

すぐに獣医師にご相談してくださいね。

 

 

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飼育下のハリネズミの肥満問題は

結構多いですよね。

 

ハーリーも肥満気味です。

 

ハーリーは、1回目の避妊手術の後に、

栄養のある食事をあげなければと思い

高カロリーなご飯をあげてしまい

さらに避妊手術により太りやすい体質になってしまったこともあり

肥満気味になってしまいました。

 

2回目の手術のときには600gを越えてしまっていて

手術の際にお腹を開いたとき

皮下脂肪が邪魔をしたと獣医さんに言われました。

 

 

極端なダイエットは絶対にダメですが

虫や果物などのおやつを少し減らすだけでも

効果はあると思います。

 

 

本当は運動量を増やすことがいいと思うのですけどね。

でもハリネズミに運動を促すのはとても困難です。 

犬や猫なら遊んであげて運動量を増やすことができるのですが。

 

 

 

ハリネズミの適正体重は300g~600gと幅が広いので

肥満なのかの判断が難しいところですが

足の付け根などがたるんでいたり

お腹の触り心地が肉々しいなど肥満のサインはありますので

飼い主さんが良く見てあげて判断するのが一番だと思います。

 

 

 

なんだか、肥満の話がメインになってしまいましたが・・・

 

 

 

これだけ書いておいてなんですが

どれだけ気をつかって食事制限をしても

ハリちゃんの体質はそれぞれなので

体調不良になってしまうことはあると思います。

 

その時は、できるだけ早く気づいてあげて

治療してあげることができるように。 

 

 

あまり気にし過ぎて

飼い主さんが難しい顔してハリちゃん達を見てしまうと

ハリちゃん達にも感情が伝わってしまいますもんね。

 

 

 

「 一緒に過ごせる時間を楽しく大切に」をモットー

ですね!

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まとまりのない文章を読んでいただいて

ありがとうございました(^^;)

 

 

 

※注意書き※
ハリネズミの性格は個体差があり、必ず触らせてくれる訳ではありません。
基本は臆病な動物で触れられるのは苦手です。
焦らずゆっくりスキンシップを取ることをおすすめします。

 

 

 

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